2007-05腐葉土器斑紙植鉢【後編】-Pots made of pulp. Latter part.



Pots made of pulp.
Pots made of pulp. posted by (C)かゆきゅう


後編では制作過程の画像を中心にまとめています。



Pots made of pulp.During production.
Pots made of pulp.During production. posted by (C)かゆきゅう

原型はスタイロフォームを削って作ります。
ちなみにこの材料は大学の卒業制作が終わった頃、アトリエ大掃除の時に
大量に積まれていた廃棄物を再利用してます。

いや、ホント、この時節の美術系の大学のゴミの量は半端じゃないよね。
粗大ゴミ、事業ゴミだらけだよなあ。

けっこう、状態の良い素材がゴミとしてあちこちに山積みなのは勿体ない。

今も変わらないのかなあ。


Pots made of pulp.During production.
Pots made of pulp.During production. posted by (C)かゆきゅう

腐葉土をミキサーにかけたものを煮るというめちゃくちゃな事をやってる…。
これをパルプに混ぜたり、液体の鍋にパルプを乾燥させた作品を突っ込んで
色づけ?エイジングを施してました。

ちなみに腐葉土といっても、腐った枯れ葉だけでなく、砂利なども入っていて、
とても扱いづらかった…。

多分、二度とやらない。

Pots made of pulp.During production.
Pots made of pulp.During production. posted by (C)かゆきゅう

腐葉土入りパルプ製植木鉢塗装前。これを泥鍋に漬けたり、蝋付けして
仕上げる。

Pots made of pulp.During production.
Pots made of pulp.During production. posted by (C)かゆきゅう

蝋付け。もちろん蝋なので熱いので箸などで持ちます。
この溶けている蝋は何気に何故か大量にウチにあった、和ろうそくの
使い古しのような状態のを鍋に溶かして使ってますが、ある意味すごい贅沢。

まあ、リサイクルにかわりないですけど。


Pots made of pulp.During production.
Pots made of pulp.During production. posted by (C)かゆきゅう


そして完成。

基本的に天然素材を使っている都合上、劣化の進行が早く、水分を多く与える植物
などへの使用は向いていない。

Pots made of pulp.
Pots made of pulp. posted by (C)かゆきゅう

Pots made of pulp.
Pots made of pulp. posted by (C)かゆきゅう

多くの作品は展示の後に実際に植木鉢として使用したが、殆どがワンシーズンまでしか
持たなかった。、蝋で補強したとはいえ基本的に水に弱いのは変わっていない。

で、役目を終えた植木鉢はまた土に戻って、ベランダのプランターに使っています。

また機会があればそこからまた植木鉢を作ろうと考えている。が、予定は未定である。


2011 2月15日 かゆかわきゅう






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2007-02 Icon of Bond / つなぐのアイコン





 




【Icon of Bond/ つなぐのアイコン】
名古屋造形大学大学院修了作品展出品。

人と人とのつながりという見えないモノを電気のコードとプラグという具体的な道具でアイコン化。

コンセプトは「9の扉」と同じであるが、大きな違いとしては扉がないこと。

技術的な面では、「9の扉」では上手くできなかった蝋でコーティングしたパルプ製の型を、
型どりの一つの手法で、銀細工などで用いられるロストワックス法に変更している。

原型をスタイロフォームで制作し、そこにパルプを盛って乾かした後、ラッカーシンナーをかけて
原型を溶かすと同時に、それをパルプが吸収し、結果として同時に耐水性も付加する。




以下、大学院修了展展示風景


 


過去作品も展示



展示計画





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2006-11-12 フィクション Fiction

 
 
 
 
 
【 Fiction / ふぃくしょん】 
PARTYtripというグループのグループ展「フィクション」に出品した作品。
技術的な側面では前回のグループ展「9の扉」で使用した型による成形をより
発展させた作品で原型を作りそれを基に更に型を複数作り、量産性の実験という
側面を持つ。

テーマとしてはフィクション=想像、人が何かを想像するのに一番手っ取り早い
モチーフとしての人形を複数つくる事で、「人の間」関係性を想像するという事
を狙った。

当初の計画上では100体を目標として制作していたが、無理な姿勢での長時間作業が
たたって、制作半ばでギックリ腰に。何とか数日で立ち治るも展示当日には約60体
程度の部品が出来ている状態であった。
 そこで、毎日すこしづつ増えて行くという趣向で会期中毎日組み立て作業を行うという
なんとも印象深いグループ展ではあった。

接着には始めのうちは木工用ボンドを使用していたが、作業効率が悪く、途中からは
グルーガンで接着している。

型を複数と書いたが、確か4種類は作っている。目やら手の部分が空洞なのは
後期型。装飾的な意味よりも乾燥効率を追求した結果である。

型もパルプ製で、防水の為に食品トレイや、発泡スチロールをラッカーシンナーで
溶かして「再生スチロールニス」を用いて防水処理をしている。これを応用してこの
後の「つなぐのアイコン」では発泡スチロール、スタイロフォームで原型を作りそこ
にパルプを盛り、乾燥させた後にラッカーシンナーをしみ込ませて原型を溶かすと
いう「ロストワックス」的な技法につながる。



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