2011-06ほしにねがいを-When we Wish Upon a Stars-





































名古屋造形同窓会豊橋支部
アートトルネード美術展
「君の未知なる宇宙の物語展」
2011年6月23日(木)〜6月28日(火)

会場:こども未来館 ココニコ(集いプラザ)


名古屋造形大学(旧:名古屋造形芸術大学)の同窓会による展覧会に
「かゆかわ きゅう」として参加致しました。



  


 





2009 0610 むしシリーズ一号「くもたん」


その日のブログにはこうある。


2009年06月10日

先日、ハエトリグモの写真を撮ってたんですがどうも、
そのかわいさにインスパイヤされて、ハエトリグモを
キャラ化し、立体化してみましたよ。
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ロケ地:守山区 庄内川



まあ、皆様ご存じでない様に、パルプ造形ってのは、世の中で知られてる存在ではありません。

今のところは。

しらないけれど、しっかりと探せば、認識できれば、そこにちゃんと存在している。

「むし」も一緒。
原っぱとか、屋外屋内を問わず、様々な「むし」って生きてるんです。ただし、それを知識として、
経験として理解している、注意力があるか、そいう違いで見える、見えないものなのです。

その、見えていない人にも「むし」という存在が身近にいると言うことを知って欲しいなあ、
そういうことが分からないなんて損してるんですと言いたいが為に、むしをテーマとした
発泡スチロール芯(たまにスタイロフォーム芯)の、磁石関節式の可動、着脱自在なオブジェ、
というかフィギア群を作るに至った最初の作品。

ここいらから、パルプに着色という、以前だったら最大のタブーに挑戦していくのですが、
その塗り加減がまだ試行錯誤中で、あんまり評判は良くなかったりします。

特に目のテカリがヤバイらしい。

なぜにいきなりにクモなのかは、ブログを見てた方、まあ、そんなにいないでしょうけど、その前の
投稿を見て頂ければ理由は分かるかと。

いやあ、ハエトリグモって萌えるんですよ。マジで。あのかわいさは異常。



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2007-05腐葉土器斑紙植鉢【前編】-Pots made of pulp. First part.


作品ってのは作った人間のメンタリティとか、モチベーションが滲み出てしまうもの。

良い意味でも、悪い意味でも。

パルプ造形をやってた期間で一番モチベーションに問題を抱えてた時期であるから。

ある意味、自分の中で最低ラインの作品かもしれない。

だからこそ、反省材料が多いのだけれど。


Pots made of pulp.
Pots made of pulp. posted by (C)かゆきゅう

グループ展、PARTYtripの現在におけるもっとも最近の展示。

そもそも、この回のテーマが「人間と木の関係」だったのか。

今となってはよく分からないし。テーマを考えた当人が不参加という
面白い状況であるし。




Pots made of pulp.
Pots made of pulp. posted by (C)かゆきゅう

振り返ってみると、ここまで、色を抑えた展示は今まででこれ以外にはないな。

セピア調で地味。

作品スケールが中途半端で、展示もどこか投げやりなレイアウト。

観る側からすると観にくい展示かもな。


Pots made of pulp. Caption.
Pots made of pulp. Caption. posted by (C)かゆきゅう


Pots made of pulp. Caption.
Pots made of pulp. Caption. posted by (C)かゆきゅう


Pots made of pulp.
Pots made of pulp. posted by (C)かゆきゅう

個々の作品のディテールは問題無いかと。

でも、展示としてはイマイチだな。


"Trees and human relations" Exhibition.
"Trees and human relations" Exhibition. posted by (C)かゆきゅう

会期中に余ってるDMでちょっとお遊び。


Pots made of pulp.
Pots made of pulp. posted by (C)かゆきゅう

こうやって葉っぱを追加してる辺り、物足りなさがある証拠だなあ。

リサイクル、使われなくなる、要は死ぬことを意識しすぎて、妙に割り切ったというのか
消極的な感じが否めない。何というか遺跡的で生命感が感じられない。

まあ、それを狙って作ってしまったんだけど。

本来、入れ物でしかないパルプ、紙を主役に持って行こうとしていたのに、
完全に、脇役に回って、目立たないようにしてしまってる。

これではダメだな。ダミダコリワ。




"Trees and human relations" Exhibition.
"Trees and human relations" Exhibition. posted by (C)かゆきゅう

展示搬入、設営風景。






展示の記録動画。


制作工程などを入れると画像が多すぎるのでそれは後編に回します。




後編に続く。



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